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Oracle TimesTen In-Memory Databaseインストレーション・ガイド
リリース7.0
E05165-01
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UNIXでのインストール後のアクセス制御の有効化

UNIXでは、インストール時にアクセス制御が有効でなかった場合、インスタンス管理者はttmodinstallユーティリティを使用してアクセス制御を有効にできます。ttmodinstallを使用する前にTimesTenデーモンを停止しなかった場合、ユーティリティではデーモンを停止してからポート番号を変更します。ポートを変更した後、デーモンは自動的に再起動されます。TimesTenインスタンス全体を停止しなかった場合は、ttmodinstallによってインスタンスが停止されてから必要な変更が行われ、インスタンスは再起動されます。

これは、TimesTenをインストールした後でアクセス制御を有効にするかどうかを決定する場合に有効です。

このユーティリティは、-enableAccess Controlオプションを指定して、コマンドラインから実行します。次に例を示します。

% ttmodinstall -enableAccessControl


注意: アクセス制御を無効にするには、同じリリースまたは異なるリリースのTimesTenを削除して再インストールする必要があります。

また、ttmodinstallユーティリティでは、ORACLE_HOME環境変数に指定されたパスを変更できます。このパスは、Cache Connect to Oracleに対しOracleのインストール先を示します。

TimesTenインスタンスに対してその他の変更を行うには、同じリリースまたは異なるリリースのTimesTenを削除および再インストールしてから行います。(詳細は、「UNIXでのデーモン・ポート番号の変更」および「ORACLE_HOME環境変数」を参照してください。)